イベント報告【地域で育むBOSAI力講座】
令和6年11月10日(日)に、八戸市と八戸市連合町内会連絡協議会との共催で、江陽公民館(江陽2丁目18-34)で、地域で育むBOSAI力講座を開催しました。地域に住んでいる日本人とインドネシア人が一緒に防災について学びました。
江陽町内連合会住民や市内企業で働くインドネシア人など、合わせて38名の方が参加し、日本人向けには「やさしい日本語講座」、外国人向けにはインドネシア語の通訳を入れながら「防災講座」を行い、最後に日本人と外国人が一緒に避難所を想定した演習に取り組みました。
【 やさしい日本語講座 】~ 日本人向け ~
一般社団法人国際多文化研修ラボの松本義弘さんを講師に迎え、多くの人へ大切な情報を伝える「やさしい日本語」の手法を教えていただきました。
【 防災講座 】~ 外国人向け ~
八戸市災害対策課職員を講師に迎え、地震や津波などの災害の恐ろしさと、自分の命を守る方法を教えていただきました。また、参加した皆さんには災害時に使うダンボールベッド、ダンボールトイレの組立てをしてもらいました。
【 合同演習 】
日本人と外国人が一緒に、避難所の受付を想定した演習に取り組みました。6グループに分かれ、日本人はやさしい日本語を使いながら外国人から情報を聞き取りをして、避難者登録カードに記入していました。
参加したインドネシア人からは「受付訓練で日本人の人が一生懸命話を聞いてくれてありがたかった」「避難所にいったら自分のことをしっかり伝えたい」「近くのラピアが避難ビルなっていることを知ることができてよかった」との感想があり、当講座を楽しみながら防災について学んでいただくことができました。また、日本人も「講座により、どうずれば相手に伝わりやすいのかを学ぶことができた」との感想をいただきました。