イベント報告 【地域で育むBOSAI力講座】

令和41113日(日)、八戸市と八戸市連合町内会連絡協議会との共催で、鮫公民館において『地域で育むBOSAI力講座』を開催しました。

鮫町連合町内会や鮫地区自主防災会、市内企業のベトナム人技能実習生など、合わせて27名の方が参加し、日本人向けには「災害時に役立つやさしい日本語講座」、外国人向けにはベトナム語の通訳を入れながら「防災講座」を行い、最後に日本人と外国人が一緒に避難所を想定した演習に取り組みました。

【災害時に役立つやさしい日本語講座】(日本人向け)

岩手大学 国際教育センター の松岡教授を講師に迎え、災害時の外国人対応におけるやさしい日本語の重要性や、やさしい日本語への変換のコツを教えていただきました。

【防災講座】(外国人向け)

八戸市防災危機管理課職員の石橋健治さんを講師に迎え、地震や津波などの災害の恐ろしさと、自分の命を守る方法を教えていただきました。また、ベトナム人技能実習生にとって初体験となる段ボールベッドの組立てをしてもらいました。


【演習】

日本人と外国人が一緒に、避難所の受付と非常食の配給の場面を想定した演習に取り組みました。5グループに分かれ、日本人はやさしい日本語を使いながら非常食の食べ方などを説明しました。

参加したベトナム人技能実習生には、当講座を楽しみながら防災について学んでいただくことができました。
 また、高校生から、「やさしい日本語が外国人との交流においてとても重要だと知れてよかった」「これから外国人の方を見かけたら”こんにちは”とあいさつをしたい」との感想をいただきました。
 いざという時に日本人も外国人も助け合える関係を築いておきましょう。

Follow me!